黒壁スクエアまで

9月15日

祝日

 

夫婦でお互いの休みが合ったのに何も予定無し。

 

うーーーん。もったいない。黒壁スクエアまで行くか!となったのはお昼ごろの話。

 

急いで準備して高速に飛び乗ってきた。

 

 

当然下調べなんか何も無し。前々からうっすら行きたいと思ってた程度だけど逆にこういう方が楽しいよね。

 

着いた。

 

 

ガラス細工の店

みんな写真撮ってた。2Fにオルゴールも売ってたから鳴らしまくってきた。

小学校で作った時は音色の種類なんて大して無かったけど、ここのは最近のヒットチャート網羅してたから感動したわ。

 

 

これも有名みたい。人は全然居なくて廃墟二歩手前だったけど。

 

なんでしょう?

 

くそでか万華鏡でした~~~

 

写真左下のでかいハンドル回すと上のカラーフィルムが回る仕組み。

 

覗くとこんな感じ。 一回は見ても損は無いかも。二回は損。

 

こうやって適当に散歩してたらはや16時すぎ。どんどん店が閉まってきたので退散して夜ご飯探し。

 

 

近江牛食べようぜーって話だったけど着いた焼肉屋飛騨牛専門店。

うまかったからいいけどね

 

写真撮ってないけどカレーパン食べたり栗きんとん大福も買ったりしていい休日に終わりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

終の日の出

2025年明けました。

とにかく安らかに過ごせますように。

 

昨年末にキャンプしてきたのでまとめていきます。

 

というのも、転職してからあまり連休が無くなりキャンプ飢え。

 

ニート中に何泊でもキャンプ出来ただろ!との声が飛んできそうだけど、不思議なもんでずっと家に居るとキャンプしたいとか思わないんですよね。

何でわざわざ金使って外で寝ないといかんのだ😡😡って感じ。

それが仕事し始めるとキャンプに行きたくて行きたくてしゃーない🥺

 

奥さんとも休みが被っていたから久々に二人でキャンプをする事になったって話。

 

でも場所どうしよう。

少し遠出したい、雪国には行けない。

初日の出じゃなくて2024最後に相応しい日の出を見ようと考え・・・

 

「よし、富士山まで行くぞ!!」

 

とまじで2日前にキャンプ場を予約しました。弾丸すぎる。

 

 

29日に仕事を終わらせて帰宅して準備して速攻で出発。

 

休憩も挟みながら新東名ってはえーなーと。

旅の始まりの瞬間ってたまらなく楽しいよね。ずっと続いてほしい。

 

名古屋を出発してあっという間に富士市へ。2泊3日の行程のうち1泊目は車中泊

しかも晩ごはんは山岡家。最高すぎる。ずっとこれがしたかった~~~~~

プレミアム醤油とんこつ硬濃多チャーシュートッピングねぎマヨチャーシュー丼

運転でいい感じに疲れた身体にぶち込む連休前の山岡家程うまい物はこの世に存在しないね。幸せすぎるわ。

 

更に移動中にコンビニでスイーツも買って近くの道の駅へ。

荷物も積んでるし大人二人が寝るにはくそ狭いけど割と快適に寝れた。

奥さんは寝不足そう。

 

暗くて分からなかったけど朝外に出ると

富士山やー🙏🙏

どんだけでも見ていられる。びゅーてぃふぉー

 

でも、腹減ったから朝ご飯行こうぜって事で喫茶店を探す。

 

良さげな所があったから向かってみたけども、駐車場狭いし、ドアから店内見えないし常連さんだけ?ちょっと入りづらい。

 

うーん。。。。。

 

結局コメダでトーストにジャム塗って食べました。安定。

 

チェックインの時間も迫ってたし『手早く』買い物を済ませて(30分以上かかった)

 

朝霧ジャンボリーオートキャンプ場って所に来ました。

 

近くに「キャンパーの聖地」こと、ふもとっぱらがあるけど

「テントの墓場」の異名にビビってこちらへ。

 

フリーサイトだけど区画は無いから勝手に使ってねー方式。

 

チェックイン出来る時間とチェックアウト出来る時間が4時間もが重なっているから、いい場所を見つけても

ここの人たちは今来た人?これから帰る人?が混在してた。

 

富士山が見える所はすし詰め状態だし、、でも富士山見ながらのキャンプを夢見てここまで来たし、、

予習して目を付けていたサイトは全滅。

 

場内をぐるぐるした結果、

 

富士山が見えなくて少し坂になっているけど、

人が全然いなくて木々に半分ほど囲まれたプライベート感のあるサイトを発見。

 

え、こんな所使っていいの?プレミアムサイトよりプレミアムでは??

 

ブッシュクラフト系のキャンプが好きな自分としては願ったり叶ったり😎

 

とっとと設営して昼飯へ。

もはやヒロシのぼっちキャンプ。弁当とハイボール

これでいいのよ。

炒り卵とそぼろの2色丼に見えるじゃん?

実はこれ真ん中にちょっとしたチャーシュー的なやつが入ってたから3色丼なのよ。

日常ってこんだけの幸せで十分だよね😉

 

ガーリックサイコロステーキも一欠片ずつじっくりじっくり時間をかけて焼いていく。

ガーリック部分も網の端っこでじわじわ焼いたらチップスになってうまい。

 

気づいたら夜。

写真の撮り方終わってるわ。なにこれ。

ちなアヒージョな。

 

すんごい楽しい

でも

ただただ寒い。寒すぎる。装備が足りんかったかも。

 

酒を飲んでも飲んでも全く酔わん。寒い。

シェラカップに入ってる水がどんどん凍っていく、、

焚き火じゃ足りないぐらい寒い。

薪ストーブでお籠りキャンプしてみたいです。来年デビューしようかなあ。

 

結局何時に寝たのか忘れたけどシュラフは暖かかったから何とか朝を迎えることが出来ました。

 

タープも真っ白に凍ってるじゃん。

 

寝る前にコットの脚が折れる最悪なアクシデントがあったけどなんとかなった。

あーあ。まだ数回して使っていないogawaのコットなのに。

もうロー状態では使えないからハイコット専用になってしまった。

 

いやー、楽しくなってきたね。

 

俺的にはキャンプで一番楽しいのは朝なんですよね。

2024年12月31日の朝日。今年も何とか年を越せそうです。

 

朝焚火最高。

イングリッシュマフィンとレトルトハンバーグを焚き火で炙って、チーズソースを塗りたくってコーヒーと一緒に食べるとそれはそれはうまいのなんのって。

 

あと2時間ぐらいで撤収しなきゃなーとか旅が終わるなーとか

所謂「雑念」を感じながら食べるの案外嫌いじゃなくてさ。

 

限られた時間を意識するからこそ今を大事にしなきゃなって感覚に陥る。

キャンプの朝はそんな事を思うね。

 

何より朝の山の空気が気持ちよすぎるだけなんだけども。

 

えび天焦げたけど年越しそば!

実家出てから食べてなかったから嬉しい。

でも特盛じゃなくてよかった!腹いっぱい。

 

撤収作業は別に嫌いじゃないけど、帰ってからタープ干すのだけはまーじでめんどい。

いつもはキャンプ場で干して乾かしてから帰るけど今回はあまり乾かなかった🥲🥲

新年一発目の仕事が決まった瞬間だったね。

がんばろ。。。

 

適当に寄り道してあさぎり牛乳のコーヒー牛乳とかソフトクリーム食べたよ。

最後まで美味い旅でしたね。

最近ずっと減量食だったから何食べても美味いの連続や

美味ー!!!って俺の中のミミカちゃんが叫んでたよ。

 

帰ってからもお互いの実家に行ったり数年ぶりに友達が帰ってくるとかで食べて飲む予定が目白押しで忙しい。チートウィークってことで🤚

 

完全に富士山に魅了されてしまった。

 

移住か・・・?

下呂まで

色々あって再スタートを切りました。

 

少し余裕が出てきたので久々にドライブ。

 

下呂着。

あー、きれー

夏ほど暑くもなく、冬ほど寒くもなく過ごしやす子

 

なんだこのひょうきん者は。

霜降り明星のM1ネタにあったな。

歴代の校長先生の写真が並んでるのをせいやが描写していくやつ。

🫴「7代目ひょうきん者~」

はい。次。

 



橋にはきんさんぎんさん筆頭に手形がびっしり。

そこかしこに温泉が湧き出ているから、湧き水に浸かった温かいプリンもあった。

気になるので購入。作りたて!とは別の温かさ。それなりに甘い。うまい。

飲めるくらいなめらかでした。

 

 

Q:何で下呂

A:親に誕プレで水明館の入浴ランチチケットを貰ったのだ。

ホテル前や駐車場にえげちい高級車ばかり

 

風呂最高。

飯最高。まじでうまい。

恥ずかしかったけどご飯のおかわりも頼んでしまった。

やよい軒じゃないんだからもっと気品高く振る舞おうと思ったのに。

 

まだまだ食べ歩きもしたかったから3杯目のおかわりは我慢して腹7分目程で水明館を後にしました。

温泉街ですね。風情。

 

遊び慣れてそうな店員さんばかりだった。

おすすめとの事で射的に来た。18歳以上しか入れないやつ。

景品であひるか飲み物か選べたので迷わずジンジャエールにしました。

思い出は持ち帰らないタイプ。

 

おすすめ②

下呂バタースタンド

そんなに好きではなかったなあ。

でも店頭で牛が風呂入ってて可愛かった。

足湯も兼ねてるからちっちゃい子は入って遊んでたよ。

帰ってすぐに投稿しようと思ってたけど一ヶ月以上も経ってしまった。
これ毎日消すの大変そうだな。でも一日でこんなにびっしり埋まるのもすごい。

写真は無いけど飛騨牛まんも食べたしコーヒーも飲んだしお土産も買ったしで大満足。

 

次はどこ行こうね。

足場

仕事を辞めて数か月。

 

働く気は無い。

 

じわじわと減っていく残高を眺める日々。

あぁ、貯金が底を突きようとしている。

 

働かなきゃ。でも身体が動かない。

 

でも働かなきゃ

 

嫌だ嫌だ働きたくない。

 

ご飯食べなきゃ。

水道も電気もガスも使いたい。

家賃も払わなきゃだし。

生きていくって甘くねーや。逃げ出したい。

 

思考が生ぬる過ぎる。

 

 

中学時代に大事なレールを外れた。それでも何とか戻そうとした。

大学を卒業して実家を離れて就職して結婚もした。

あの頃に比べたら幸せで充実した日々を送っているはず。

はずじゃない。自分の手で日々を生き抜く事にスリルと快感を感じている。

 

 

でもたまらなく自〇したい。

 

そっか。

結局の所、自〇したい願望からは中学時代に捕まってから逃れられないんだ。

もう10年以上の付き合いだし、きっとこれからも仲良くしなきゃなんだ。

悲しくなるね。

 

それでも前を向きたくて頑張りたくて生き抜く術を日々模索している。

楽しく生きるには? なるべく負担少なくお金を稼ぐ方法は?

お金持ちになりたい願望は無い。所謂、高級車とかにも乗りたくない。

タワマンも女遊びにも興味は無い。

ただ、今の水準の暮らしを細々と続けていければそれでいい。

 

手持ちのアイテムで満足する事を身体に叩き込んだ。

定石じゃなくても。ベストセラーや定番商品じゃなくても幸せは感じる事が出来ると。             

幸せへの最短距離には必要不可欠なマインド。

ないものねだりをしない。現状に満足する事で一瞬で幸せになれる。虚しい思いをしなくて済む。

 

 

でも最近は嫌なことが多い。

仕事を辞めて明日への不安や負担が大きくなっている分、精神的余裕が無いのだと思う。

 

体力づくりを再開してから2年ぐらい経つのかな。

自宅での筋トレから始めてランニング、低山登り。15km程のマラソンやトレランの大会にも出場して、今年の4月からはジムに通い始めた。

筋肉も目に見えてつき始めて、達成感を感じている。

 

でも何か足りない。

あれ、精神面は?

確か有酸素や筋トレをすると自信がついたり、太陽光を浴びると幸せホルモンが分泌されたりと心身共にいい事づくめだったはずでは。

 

おかしい。精神的成長は何一つ感じられず。

 

 

自◯に勝る願いなんてあるのかよ。世間では何をモチベーションに仕事や日常を送っているの?

 

家族の為?

自分の為?

成し遂げたい事がある?

 

 

訳あって、自◯は選べない環境下にいる。

残された人はどう思うのかな。

生前で俺がいいだけ振り回しちゃって希望持たせちゃって将来安泰だーだなんて。

 

自◯したいくせに死後の世界の事情を考えちゃうのはお人好しなんだろうな。

 

 

 

前を向いて再出発しなきゃ。

レール通りに進んできた人生じゃないのに今更、型にハマろうとする自分が嫌だ。

楽な道なんてないんだぞと自分を戒めている。

でも楽な道があったっていいじゃないといつまでも夢を見る。

 

 

嫌なものは見たくない。苦しいことはしたくない。

 

 

 

結婚すると途端に行動を糾弾される。

 

「結婚したんだからさ~」

「奥さん何も言わんの??」

「呆れられるよ?」

「奥さんの為に頑張らないと」

 

正直うるせえ。

馬鹿の一つ覚えみたいにどいつもこいつも同じこと言いやがって。

関係ねえだろ黙っとけよ。

どこかで聞いたことある様な台詞ばかり並べやがって。

独身の奴が分かったように"大人の話"に入ってくるなよ。

奥さんへの労いばかり向けられる。俺への労いは何処?俺が頑張っていないとでも?

 

 

いつまでも同じ場所に居たくなくて

生活やマインドを出来るだけ更新している。

変化は苦しい。でもやらなきゃ腐っていきそうで。

焦ると裏目にでる。また苦しくなる。

 

 

 

胸がどうしようもなく痛くなる事が2~3週間に一度ある。

手首の画面に目を向けると心拍が38まで落ちていた。

 

 

あぁ。

そのまま0になってくれ。

程なくして6~70へと戻る。

 

 

 

二度とこの世界を見なくてもいい様に。今日も無理やり眠る。

 

いい夢が見たい。

虎視眈々

やたらとシカを見たくなったので奈良へ行ってきたよ。

 

連休なのもあってか奈良公園はかなりのにぎわいを見せており、しかせんべいを意気揚々と買うも

 

シカ「要らねえよ」

 

と見向きもされない。

せんべいよりもカップルが食べていたお弁当を狙って追いかけ回してたよ笑

何・・・? みたいな目つき

すげー愛想悪くて笑った。こちとら一生懸命しかせんべい振り回してるんですけど。

 

 

調べてみると奈良公園周辺には1200頭程の鹿が住んでいるとのこと。

いくら観光客が多いとはいえ、全頭にせんべいが行き渡っているハズは無い。

 

東大寺の方面へ歩を進めると

いい写真が撮れた。

 

やっぱり餌が供給過多なっていたのは手前だけで奥の子達は食欲旺盛。

10枚で1セットが一瞬よ。服まで食べられたわ。

 

せんべいを持っていると周りの子達が勢いよく集まってくるから外国の方もびっくりしたみたい。

1枚ずつあげたかったんだろうけど「oh!!」ってその場に10枚落としてた笑。

そんな彼氏の姿に彼女もめっちゃ笑ってた。平和です。

 

その後は寺内に入って

拝んで

 

最後に来たのいつだっけな、もう10年以上前かも。

いい所だよ。定期的に来なきゃな。

 

歴史的背景とか詳しい事は分からないからパンフの説明読んで「へー!」て言うばかり。でも案外覚えていた事もあって少し得意げだったり。

 

小学生の頃は「清水寺のパチモンじゃん!」って思ってた。

1日目に京都で清水寺行って2日目の奈良で二月堂を見たからね。無理もないです。

いつか修二会も見てみたい。

 

興福寺五重塔は工事中。お披露目は令和13年だって。大丈夫?生きてる?

 

 

あ、写真はないけどテレビで有名な中谷堂の餅つき見れたよ。

職人技ですねあれ。終わると拍手起きてた👏

つきたてのお餅も大変美味しく頂けました。服にきなこめっちゃ付いたけど。

その後も抹茶のラテ飲んでお土産も買ってぶらぶらして楽しい。一日じゃ見きれないぐらい店も路地もあって今度は飲みでもいいかなって。

 

何ご飯かわからん時間だったけどラーメンも食べたよ。鶏soba座銀

地鶏醤油sobaに燻製煮卵と炙り牛寿司。

うめ。

 

 

人混みで疲れたけど、コロナ禍でさみしい思いをしたから観光客でがやがやしている”この感じ”にすごく嬉しくなってしまった。

 

 

あーあ。3連休終わりかー。

the zone of interest

久々に映画に行ってきた

 

関心領域

特典でもらった絵葉書

 

一見平和な日常が描かれているホームビデオ映画。でも異質さが散りばめられすぎ。

 

直接的な残虐シーンは無いのに何故こんなにも怖かったんだろう。

 

壁の向こうを意識せずにはいられなくて気付いたらエンドロール。

ストーリー仕立てではないから見どころとかはなく一定のリズムで進んでいった訳だけども退屈さはゼロ。

 

良い映画だったなー。映画館で見るべき。

おじいちゃんの話と結婚

入籍して一年が経った。

 

それから1ヶ月経ったある日おじいちゃんが死んだ。

 

 

私の母方の祖父であり、3年ぐらいは会っていなかったと思う。

保育園の時や小学生の時は長期休みに入ると必ず会いに行っていた。泊まったりご飯に連れて行ってくれたり。TVで駅伝を観るのが好きな祖父だった。昔はタクシードライバーをしていたらしい。中学生になると家に行くことは無くなった。いや、行くのを拒否するようになった。

 

当時、所謂「不登校」ってやつになりまして。学校はおろか、外にも出たくない日々を過ごした。その時の葛藤はまた別の話。 

 

高校生、大学生時代はそれぞれ一回ずつ程。母方の祖母の葬式と姉の結婚式にてである。

 

こうやって大人になるにつれて会わなくなったのだが、亡くなる3年前の姿が胸に突き刺さった。記憶の中のおじいちゃんと今目の前に居るおじいちゃんとがあまりにもかけ離れていた為だ。

 

体も細くなり顔つきも変わり、頬もこけている。滑舌も少し悪くなったようだ。それでも久々に家へ来た私を見ると「よく来たね」と嬉しそうな様子。リビングには昔はなかったテーブルが増えていた。あっ、と思うとおじいちゃんの方から「このテーブルいくらだと思う?」と。どうやら割と最近に購入したものらしい。中古であるとの事で、状態の割にかなりお値打ちだった。良い物が手に入ったと屈託なく笑うその姿に私は泣いてしまった。

 

 

 

そして去年の2月に亡くなった。

 

 

 

葬儀の日程が決まり職場に休みを貰った。

 

当日の朝。葬儀に足が向かなかった。

 

昨夜までは明日のスケジュールを確認していたはずなのに。家族からの鳴り止まない電話。出るのが怖くてコールが鳴り止むまで耐える。

 

気持ちの整理がつかなかった。物心が付く前からの関係であり、私には私だけの思い出がある。「死」との向き合い方、葬儀に参列する親戚や家族。あの日の空気感。自分を纏っている環境を少しでも理解してから向かいたかった。

「不届き者」と思われたかもしれない。ただ、弔う気持ちを葬儀への参列だけで図ってほしくないのである。

 

 

しかし、妻の立場は私とは大きく違っていた。

 

 

妻は祖父に会ったことがない。しかし、結婚をした以上親戚づきあいは必至。

さらに今回は親戚一同に結婚したことや、妻を紹介する場でもあった。

私が長男である為、「長男の妻」として、私の名字や家を背負って身の振り方を真剣に考えてくれていたのである。

 

電話がかかってくる事は無くなった。葬儀が始まる時間だ。

 

同棲時代に喧嘩をすることは無かった。お互いがお互いに自由に平和に暮らしていたからだ。

 

Q:結婚とは?

 

よくある質問であるが、今回の一件で分かった。

A:結婚とはお互いの親戚と親戚づきあいをしなければいけないという事。

 

大喧嘩しながら車を走らす。

式場に着くとホールの中の声から直に出棺だという事が分かった。外で待ち、出棺を見送る。祖父の最期の姿に手を合わせる事も出来なかった。

 

 

 

自宅に戻ると妻が出ていった。

 

もう離婚するとのこと。

 

 

何日間か出ていかれた後、必死に連絡をして帰ってきてもらった。

自分の事しか考えていなくてごめんなさい。

 

仲直りをした後は改めて祖父の家に行くと話し合って、後日家へとお邪魔しました。

 

仏壇の前で合掌。葬式に行かなかった事を謝罪。

遺品整理はほぼ終わっており、残されていたアルバムやタクシードライバー時代の手帳などを拝見させてもらった。

 

 

私が知っているのはおじいちゃんのほんの一部であり、人生のほんの一瞬であった。

そんな一瞬でも同じ時間を過ごせた事は幸せな時間だった事に気づかされました。

最期の姿と向きあう事であの時のおじいちゃん像との乖離が怖くなってしまう自分がいたのだろう。でも、少しでも大事にしていたのであればどんな姿でも最期まで見届ける事が義務であったと今は思う。

 

 

 

大人になってからスポーツ観戦が面白いと思えるようになった。

 

もちろん駅伝も。